PBFDで闘病していたそらちゃん
今まで沢山の子達がいた我が家。
生きる強さを教えてくれたそらちゃん。
そらちゃんと出逢わなければ、今の私もここまで成長出来なかったと思います。
精神的な強さを私も身につける事が出来ました。
PBFD=全ての羽が抜け落ちる、助からない。
では、ありません。(個体差があります)
PBFDそらちゃんの羽が抜け落ちて行く過程
これを見て悲観される方もいらっしゃるとは思いますが、あくまでもうちのそらちゃんの場合であって、PBFDも型があってみんな状態が違うんです。
全くPBFDの状態が出ない子もいれば、雛や幼鳥時代に早期に発見して、尾羽や風切り羽の羽軸が黒くて抜けてしまっても陰転する子もいれば、うちのそらちゃんの様に殆ど抜けてしまう子もいる。様々なんです。
一番残念で悲しいなぁと思う事
以前通院してる時に
PBFDになってしまったら
そらちゃんの様に殆ど抜けてしまうと思われてショックを受ける方が多くて号泣されてしまわれる事もあったのですが(これは私も当時は辛かった💦今は平気)
もう助からないと思ってしまわれる事が多々あったのですが、必ずしもそうではないし違うんですよ~(´θ`llll)
どうか悲観しないで下さい。
そらちゃんの様に殆ど抜けてしまっても、変わらずに元気で過ごされている子もいるんですよ(*´▽`*)
一番大切な事はその子の免疫力です!
インターフェロンの治療に関しては、専門医や獣医さんの見解も全くみんな同じではないのです。
インターフェロンに関しては効果を見いだせないから使用されないと言われる獣医さんも中にはいますし、インターフェロンは必ずしも特効薬ではないのです。
確かに、早期に発見されてインターフェロンの治療によって陰転してる子も多いですが、やはり個体差によっても全く違う結果になる事もあると思います。
当時と今の私も心境の違いや変化があります。
当時はとにかく陰転させる事に躍起になって必死でした。
まだマンネス系ジャンボセキセイの面影が残ってる頃のそらちゃん🐤
まだ羽がある頃はケージ内も普通の高さで、湿度と温度を細かく管理しながら脂粉が舞わない様にビニールで囲っていました。
そらちゃんが殆ど羽が抜けてしまった頃はパニックも酷くてケージ内もかなり底上げ。
パニックが酷くて亜脱臼を起こしてしまい
とにかく当時のそらちゃんはパニックが酷くて大変でした💦
(透明のビニール越しにて撮影)
そらちゃんが初めてみーちゃんと対面した頃🐤
この時のそらちゃんを見て私は号泣しました。
今でも忘れられない一瞬です。
そして、ここから私はそらちゃんに間違った選択をしてしまった事に気が付きました。
そらちゃんが生きる希望を失って、ただ生かしてるだけの治療になってしまっていた事。
私は治療方針を変えて貰い直談判しました。
その時に通院してた頃は、その病院はインターフェロンの注射しかなかったので、家で投与が出来る、経口投与出来る人間用のインターフェロンに変えて貰える様に薬剤を調べてお願いしました。
そして、家で薬水に投与が出来る様になってからはそらちゃんのストレスが減り、穏やかに生活出来ました。
最後の余生は沢山のぬいぐるみに囲まれて幸せそうに過ごしてくれました。
PBFDの鳥さんの飼い主になってしまった時。
私は当時はかなり色々な情報に翻弄されて自分自身で振り回されてしまいました。
特に、うちは数も多いので感染する危険性を一番悩んでいて、半分ノイローゼになってしまいました。
何が正解かわからない。
とにかく、言われた事は片っ端から取り込んでいきました。
それこそ悪徳商法にでも引っ掛かりそうな勢いで、あれこれ情報に翻弄されてサプリメントも片っ端から試していました。
一つでも欠けたら効果が薄れるんじゃないか?
これが効きます!
あれがお薦め!!
そのやり方では効果がないですよ。
その治療法だと治らないよ!
当時、それでずっと通ってた県外の病院からも転院しました。
とにかく、みんな親切で言ってくれているんです。
でも、後に自分自身も情報が多すぎて何が正解かわからなくなり、自分自身を見失ってしまいました。
当時はPBFDのウイルスを自分自身も持ってる錯覚に陥り、消毒シャワー着替えの繰り返しで一日中走り回っていました。
そらちゃんに付きっきりで、夜中もそらちゃんのケージの前で殆ど寝てました。
うちには当時も20羽がいたんで、感染するのを恐れていたので特に神経がすり減りました。
家族までも巻き込んでしまいました。
息子は異常なまでの私以上に消毒に神経質になり、強迫性障害にまでさせてしまいました。(現在も治療中ですが、かなり良くなって来ました)
一番に言いたい事は
飼い主さんが自分自身にも、精神的に追い詰められてしまう事が多い事です。
私は身をもって体験してきたので、今ならまた当時と違った考え方が出来る様になりました。
PBFDの子にとって一番大切な事はその子の免疫力です。
PBFDの情報も貴重で参考になり、本当に有難い感謝出来る情報です。
ですが、飼い主さんがその情報だけに、それだけにあれこれ振り回されてしまうと
私の様になります(^◇^;)←疲れ果てて病んだばか飼い主
どうかストレスなく、その子が楽しく過ごせて、飼い主さんと共に、一緒に幸せな笑顔を見せてくれます様に。
PBFDの子を持つ飼い主さん
心から応援しています(∩´∀`∩)
どうか一日でも早く、PBFDの特効薬が出来ます様に。
※あくまでもうちのそらちゃんの場合であって、インターフェロンの治療全てを否定している訳ではありません。(あくまでも個体差があると言うことです)
そこは誤解なき様にどうかお願い致します。
いつも心温かい応援のクリックに感謝です💕
みなさん本当にありがとうございます(^^*)